ChemBioOfficeは,化学・バイオ分野で必要とされる様々なツールを 1つにまとめた統合化学ソフトウェアパッケージです。
ユーザーの行う作業を効率的に追跡しながらデータの理解を深め,化学構造と生物活性の相関を特定するための機能が装備されており,
より高度な研究レポートをより効率的に作成できます。
化学を専門とするユーザーには欠かすことのできない構造描画ツール(ChemBioDraw Ultra),
立体構造の描画と各種計算プログラムのクライアントツール(ChemBio3D Ultra)などが装備されます。
(インストールはマニュアルを参照して行ってください。)
Gaussianは,多種多様な分子系をモデリングするために設計された量子化学計算ソフトウェアです。
様々な半経験的・非経験的量子化学計算法に関する機能をもち,気相中および溶液中の分子のエネルギー,
構造,基準振動など様々な物性予測が可能です。 また,基底状態のみならず,励起状態の分子の計算も行えます。
短寿命中間体や遷移構造のような実験的に観測が困難であったり不可能であったりする化合物まで,広範な状態の下における分子の
研究やその反応の研究に利用できます。
MOPACは,さまざまな分子系に対する物性・反応性予測,構造解析に利用される,
半経験的分子軌道法として最も有名且つ最も歴史あるプログラムです。
また,全世界の化学者により使用されています。タンパク質や高分子の立体構造や電子状態をリアルにシミュレートでき,
1万原子を超える高分子の分子軌道計算が高速に行えるほか,MOZYME法に加え,一点計算,構造最適化計算,振動計算,
COSMO計算などによる並列計算も可能です。 ChemBio3Dのモデリング画面から,直接MOPAC計算が実行できるGUIを提供します。