実験3-1 ジベンジリデンアセトンの合成(アルドール縮合) | |
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アルドール縮合は,カルボアニオンを経由する炭素-炭素結合形成反応であり,
様々な触媒を用いた応用反応が開発されている重要な有機合成反応の一つです。 |
実験3-2 酢酸エチルの合成(フィッシャーのエステル化) | |
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エステル化合物は様々な手法により合成できますが,最も古くから用いられているのが,
カルボン酸と過剰量のアルコールを酸触媒で反応させるフィッシャーのエステル化です。 |
実験3-3 アセチルフェロセンの合成(Friedel-Craftsアシル化) | |
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Friedel-Craftsアシル化反応は芳香族ケトンの合成に用いられる重要な反応です。 |
実験3-4 1-フェニル-1-ブタノールの合成(Grignard 反応) | |
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Grignard試薬は,最も良く知られた炭素-金属結合を含む有機金属化合物であり,
水と激しく反応するので反応系は十分に無水の状態にしておく必要がありますが,炭素-炭素結合を形成させる非常に良い試薬です。 |
実験3-5 (R)-マンデル酸メチル(パン酵母によるケトンの不斉還元) | |
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酵素を用いた反応は生体の持つ不斉環境が反映される反応であり,不斉化合物の合成において重要な反応です。 |
実験3-7 1-フェニル-1-ブタノールの合成(NaBH4によるヒドリド還元) | |
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NaBH4は,アルデヒドやケトンを還元してアルコールを合成できるものの,アミドやカルボン酸は還元しない化学選択的な還元剤として広く用いられています。本実験では,1-フェニル-1-ブタノンをNaBH4で還元することで1-フェニル-1-ブタノールを合成し,TLC分析による反応の追跡法と,IRおよびNMRスペクトルを測定することで反応生成物の構造決定法について学びます。 |